1. /
  2. /
  3. 法学部での学びと進路
法学部での学びと進路

法学部での学びと進路

法学は何を学ぶ学問か

法学というのは名前の通り法律や法について学ぶ学問です。
法というのは物事の秩序や人間の根本的な規範、法律は社会秩序を維持するために国家が定めた規範のことであり、法と法律には違いがあります。

わたしたちは法律が適用される社会に属しているため、生活の中では法律を守らなければならないです。
その反面、自分の権利や財産、命といったものを法律によって守ってもらってもいます。
こういった社会で生活をしているため、社会秩序について守ったり、皆を法律で守ったりするためにも法学を学ぶのです。

法学部ではどういったことを勉強するのか

法学というのはとても範囲が広いので勉強する内容は多岐にわたります。
そのため、法学を学ぶ際には具体的にどういったことを学びたいのかを自分の中である程度見出しておくことが望ましいです。

法学部では法律とは何か、ということから始まり法律でどういったことを定めるべきなのかという法律についての考え方まで学んでいきます。
また、実際に法律を使っていくための実定法学というものもあり、これは憲法や民法、商法などです。

法学部を卒業してどういった仕事をするのか

法学部を卒業すると多くの人は法律を取り扱う裁判官、検察官、弁護士といった仕事に就くことをイメージします。
これらの仕事は大学を卒業しただけでは就くことができず、司法試験に合格することが必要です。
そのため、法科大学院に進学をして司法試験の対策をする必要があります。

このような法律の専門家以外にも法学を学んで就くことのできる仕事はとても多いです。
一般的な企業としては保険会社、証券会社といった民間企業に勤める人もいますし、国家公民や官公庁、などに勤める人もいます。

法学部で学ぶことによってリーガルマインドという法的思考を身につけることができ、これは法の知識の基本要素です。
これがあることによって法を意識して業務に当たることができ、会社としてもコンプライアンスの面から安心して仕事が任せられます。
そのため法学を学んでいる人というのは社会的なニーズもとても高いです。